デリカフーズは4月10日、同社にとって関西エリア最大となる青果物の加工・物流センター「大阪FSセンター」を大阪府茨木市で竣工し、同月8日に業務を開始したと発表した。
＜大阪FSセンター＞
同センターは、飲食店数が全国第2位と新鮮な青果物やカット野菜の需要が高い大阪エリアをはじめとする西日本での事業拡大を目的として、総額41億円を投じて建設した。
4℃帯のコールドチェーンに対応した施設で、自動化した省人製造ラインを導入し、真空加熱野菜やサラダ、ミールキット等を製造する。
同センターの開設は、2024年3月期を最終期とするグループ中期経営計画の基本方針に掲げる青果物流通インフラ構築の一環。同社では、これまで需要が高まる既存エリアや空白エリアで拠点の増設を推進しており、このたび同センターを開設したことで、2010年から進めてきた主要大都市圏（東北、関東、中京、関西、九州）でのFSセンターの全国展開が完了した。
■「大阪FSセンター」概要
所在地：大阪府茨木市
建物：地上3階建て延床面積5645m2
投資額：約41億円
業務開始日：2024年4月8日
