三井住友ファイナンス&リースは4月30日、戦略子会社のSMFLみらいパートナーズが、産業ファンド投資法人が資産の運用を委託する資産運用会社のKJRマネジメントから、同ファンドが保有する物流倉庫「IIF習志野ロジスティクスセンターII」の建替え再開発事業のパートナーに選定されたと発表した。
<再開発後の「IIF習志野ロジスティクスセンターII」イメージ図>
同事業は、産業ファンド投資法人が所有する延床面積2万5835m2の既存建物を解体し更地化した後、SMFLみらいパートナーズが産業ファンド投資法人から土地を賃借した上で、新たに延床面積13万3623m2の物流倉庫を建築。
物流倉庫の完成後、一定期間保有した上で将来、産業ファンド投資法人に同物件を組み入れることを企図したブリッジ機能を提供することで、同物件のバリューアップを実現する。
同物件は、未消化容積率・未消化建蔽率が大きく存在するため、再開発ポテンシャルが高く、SMFLみらいパートナーズが同事業に参画しブリッジ機能を提供することで、産業ファンド投資法人は再開発期間中の収益ダウンタイムや解体費などの費用負担を回避し、建替え再開発を推進することが可能になる。