ヒューテックノオリンは4月30日、新たな大型冷凍車両2台の納車式を、同月26日に関東支店(埼玉県越谷市)で実施したと発表した。
導入した車両は、大型トラックによる環境性能と長距離走行の両立、ドライバーの時間外労働が制限される2024年問題といった課題への対応を図るため、南関東日野自動車、矢野特殊自動車、システックの3社の協力を得て、7つの技術により、低燃費、積載効率、物流品質の向上を実現している。
車体は、日野自動車製のハイブリッド車「日野プロフィア COOL Hybrid」を採用。コンテナ内長の拡大で大型車9台分の荷物を8台で運搬できるほか、フェリー輸送に対応した装置(フック、外部温度計)を備えてを実装しておりRORO船への搭乗を可能にしている。
また、コンテナの屋上部には太陽光発電システムを装着しており、発電した電力を車両バッテリーへ充電することで燃料使用量を削減できる。
今後、ヒューテックノオリンは、新型車両の各機能の効果を測定・検証したうえで、導入する予定の車両へ展開を検討していくとしている。
■詳細な内容はトラックニュースを参照
ヒューテックノオリン/新型大型冷凍車両を導入