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ファイズ 決算/3月期の売上高16.3%増、営業利益15.5%増

2024年05月09日/決算

ファイズが5月9日に発表した2024年3月期決算によると、売上高275億3000万円(前年同期比16.3%増)、営業利益13億1900万円(15.5%増)、経常利益13億6500万円(13.1%増)、親会社に帰属する当期利益8億5300万円(5.7%増)となった。

セグメント別では、ECソリューションサービス事業の売上高は252億6470万1000円(前年同期比18.7%増)、営業利益は11億7195万6000円(10.7%増)という結果となった。

物流センターの運営受託事業では、当連結会計年度に、ネット通販会社向けとして、新たに大阪府茨木市に「茨木彩都事業所」、三重県桑名郡木曽岬町に「弥富木曽岬事業所」、千葉市中央区に「千葉営業所」、神奈川県海老名市に方面別仕分け機能(ソートセンター)を担う「海老名事業所」、岐阜県美濃加茂市に「美濃加茂事業所」、愛知県名古屋市に「名古屋中村第二事業所」などを開設した。

その一方で、ネット通販会社向け以外として、家電などを扱う「堺築港八幡事業所」、愛知県岩倉市で自動車部品などを扱う「岩倉事業所」、東京都江東区に消費者間取引関連のネット商材を扱う「江東深川事業所」をオープンした。事業所開設により主に3PLサービスを提供する自社倉庫(自社で賃借している倉庫)の延べ床面積は2万2000坪超となった。

輸配送の領域では、利用運送である配車プラットフォームサービスの取引社数および成約件数が拡大したほか、拠点間輸送やラストワンマイル配送など実運送の受託件数も伸長した。ラストワンマイル配送においては、受託対象エリアや取り扱いアイテムの拡大、新規クライアントの開拓(家具ネット通販向けなど)に取り組んだ。

次期は、売上高317億6900万円(15.4%増)、営業利益15億4100万円(16.8%増)、経常利益15億4000万円(12.8%増)、親会社に帰属する当期利益9億3700万円(9.7%増)を見込んでいる。

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