丸全昭和運輸が5月9日に発表した2024年3月期決算によると、売上高1401億9400万円（前年同期比0.5％減）、営業利益132億400万円（4.0％増）、経常利益142億7100万円（3.6％増）、親会社に帰属する当期利益97億4100万円（9.1％増）となった。
セグメント別の物流事業の売上高は1218億6000万円(0.7％減)、営業利益は前年同期比4.6％増益の113億6300万円となった。
物流事業の内、貨物自動車運送事業については、関東地区では、日用雑貨や半導体機器の取扱い減少があったが、住宅資材や建設機械等の取扱い増加があった。中部地区では、ステンレス製品の取扱い減少があった。関西地区では、住宅設備機器や産業用機器の取扱い減少があったが、電力機器関連の取扱い増加があった。さらに、モーター関連製品の取扱い減少があったが、貨物自動車運送事業全体では、若干の増収となった。
次期は、売上高1550億円（10.6％増）、営業利益160億円（21.2％増）、経常利益165億円（15.6％増）、親会社に帰属する当期利益120億円（23.2％増）を見込んでいる。
