上組が5月10日に発表した2024年3月期決算によると、売上高2667億8500万円（前年同期比2.7％減）、営業利益305億9200万円（3.1％減）、経常利益341億8500万円（2.5％減）、親会社に帰属する当期利益250億3500万円（1.7％増）となった。
バイオマス発電所向け燃料輸送が本格稼働し収益に寄与したものの、前期のスポット海上輸送案件の反動減を補うには至らず減収減益となった。
セグメント別では、物流事業の売上高が2314億4800万円（4.9％減）だった。
その内訳は、港湾運送の売上高が1244億9600万円（3.2％減）、倉庫の売上高が374億9300万円（0.7％増）、国内運送の売上高が297億2800万円（0.7％減）、工場荷役請負の売上高が279億1500万円（0.4％減）、国際運送の売上高は104億3400万円（42.3％減）だった。
次期は、売上高2710億円（1.6％増）、営業利益300億円（1.9％減）、経常利益327億円（4.3％減）、親会社に帰属する当期利益245億円（2.1％減）を見込んでいる。
