上組は9月3日、和歌山県御坊市に「和歌山御坊出張所」を8月21日に開設したと発表した。併せて、同日付けで開所した和歌山御坊バイオマス発電所において、バイオマス燃料の荷役・保管・輸送業務を開始した。
バイオマス発電所は、エネウィル、大阪ガス、SMFLみらいパートナーズが共同出資する和歌山御坊バイオマス発電合同会社が運営している。
出張所では木質ペレットやPKS(ヤシ殻)の荷役・保管・輸送業務を担っており、これまでに培ってきた木質バイオマス燃料の取扱いノウハウを活かし、発電所へ安定的に供給している。
上組は中期経営計画で「新たな物流ニーズに対応した事業拡大」を基本方針に掲げている。今後、新エネルギー関連事業の強化に取り組むとともに、日本の再生可能エネルギー導入を促進し、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献していく方針だ。
■出張所概要
名称:和歌山御坊出張所
所在地:和歌山県御坊市日高港工業用地内の発電所事務所棟内2階
事業内容:バイオマス燃料の荷役・保管管理業務・輸送業務
営業開始日:2025年8月21日