商船三井は5月28日、経済産業省、東京証券取引所、情報処理推進機構が共同で主催する「デジタルトランスフォーメーション（DX）銘柄2024」で「DX注目企業」に選ばれたと発表した。
＜DX注目企業2024ロゴ＞
今回の選定は、同社グループのDXの取り組みの中でも特に船舶データ基盤「FOCUS（フォーカス）」を活用した安全運航強化、運航効率化・最適化および環境負荷低減、また同社コーポレートベンチャーキャピタル「MOL PLUS」と「MOL Switch」による新規ビジネス創出などが評価されたもの。
＜経営計画とDXの位置づけ＞
同社グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」の中で、サステナビリティ課題への取り組みの最重点5項目の1つにDXを掲げている。
その目指す姿を示す「商船三井グループDX Vision」を2023年3月に策定し、ビジネスとカルチャーの両面から変革を進めている。その実行計画である「DX Action」に毎年見直しを加えながら、徹底的なデジタル化と業務・組織の最適化も行っている。
