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日本郵船/DX銘柄2024に選定、攻めのIT経営銘柄から6度目

2024年05月28日/SCM・経営

日本郵船は5月28日、経済産業省、東京証券取引所、情報処理推進機構が主催する「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄2024」で「DX銘柄」に選ばれたと発表した。

選定は「攻めのIT経営銘柄2016」、「攻めのIT経営銘柄2017」、「DX銘柄2021」、「DX注目企業2022」、「DXグランプリ2023」に続く6度目。

<DX銘柄2024ロゴ>20240528nihonyusen1 - 日本郵船/DX銘柄2024に選定、攻めのIT経営銘柄から6度目

同社が評価された点は、船の建造に3Dモデルや立体図面を活用し、船舶設計・承認プロセスの短縮化・簡素化を進める取り組み。

運航IoTデータを船から陸上へ毎分送信するIMS3(Ships Information Management System)や衛星通信サービスStarlink(スターリンク)の導入を通して、船と陸上で高頻度かつ詳細なデータ交換・データ活用を行う取り組みなども評価された。

<選定企業発表会(後列右から6人目が鹿島伸浩 専務執行役員)>20240528nihonyusen2 - 日本郵船/DX銘柄2024に選定、攻めのIT経営銘柄から6度目

同社は2023年3月、中期経営計画「Sail Green, Drive Transformations 2026 – A Passion for Planetary Wellbeing」を発表し、その実現のための戦略として「ABCDE-X」を策定している。

AX・BX(中核事業の深化と新規事業の開拓を両輪とする基軸戦略)をCX(人材育成・組織変革・グループ経営変革)、DX、EX(エネルギートランスフォーメーション)によって支える戦略で、DXを重要な役割としている。

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