丸井グループの物流事業会社ムービングが提供する「館内物流システム」が、大和ハウスグループが管理・運営する複数の商業施設に導入されている。
6月の「イーアス高尾」(東京都)に続き、7月には広島県の「グラノード広島」「アルパーク」、沖縄県の「イーアス沖縄豊崎」と続く。
館内物流はオフィスビルや大型商業施設など、一つの建物に入っている複数のテナントに一括して荷物の集荷・配送の管理を行う業務。
ムービングが開発した「館内物流システム」(特許取得済)は、アナログ作業の多い館内物流業務をDX化し、館内搬送・バックオフィス業務を効率化するサービスだ。
大和ハウスグループで館内物流を主管する大和物流が「館内システム」を採用し、導入が決定した。DX化によりデータを活用した業務改善や人手不足の解消につなげることで、物流面から社会課題解決と施設価値向上を目指す。
さらに他の商業施設へ展開することで、効率化やサービス品質の平準化を共に推進していく考えだ。