NECは「NEC デジタルツインソリューション 現場作業の業務変革サービス」を6月24日に販売開始する。価格は1450万円～（税別）。
＜業務プロセスの課題分析画面＞
新サービスは、人手による作業が多く残る倉庫や工場などの現場で、DXによる現場作業の効率化と省人化へのニーズが高まっていることを受けて開発したもの。
NECが3月に提供を開始したAIで倉庫や工場など現場の作業状況を可視化しレポーティングを行う「NEC デジタルツインソリューション 現場可視化・分析サービス」に、戦略的パートナーシップを結んでいる独Celonisが提供する業務プロセスの課題分析を可能とするプロセスマイニングプラットフォーム「Celonis」を連携。
分析結果を活用することで、現場では各作業にかかる標準時間の設定や、人員配置の最適化、作業者間の生産性を比較した効果的な育成・指導などが可能になる。
NECは、2024年度中に新サービスによる分析結果を活用し、人員・機械・ロボットなどの最適な配置とその効果をシミュレーションするサービスを提供する予定。
新サービスを含むリソース最適化ソリューションについて、今後5年間で30億円の売上を目指している。
