セイノーホールディングス(HD)傘下の三重西濃運輸は、6月29日に開催された「フードバンクすずか」の開設記念式典に、食品ロス問題支援企業として参加した。
同社は地元である鈴鹿市でのフードバンク活動への支援を、輸送事業での営業活動に合わせて既存顧客に提案。想いに共感した3社が賛同し、式典で配布する食品や日用品を寄贈した。
式典では、山本英之社長が「より多くの人に関心を持っていただき、フードバンクの取り組みが広げられるよう、地元企業からグローバル企業まで接点をもつ当社の強みを活かしていきたい」と挨拶。
今後、フードバンクすずかの輸送への支援だけでなく、「支援者と支援が必要な方をつなぐ」を理念に支援の輪を広げる取り組みにも協力する。
なおセイノーHDでは傘下の西濃運輸が2023年10月から、三重西濃運輸が2023年11月から、それぞれフードバンク愛知との協働を開始し、強みである全国輸送ネットワークを活用して、輸送面でフードバンク活動を支援している。