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日本郵船/シンガポール海事港湾庁と海事産業の持続的発展目指す

2024年07月09日/国際

日本郵船は7月2日、シンガポール海事港湾庁と海事産業の持続可能な発展を目指したMemorandum of Understanding(MOU)を締結した。

<左から日本郵船の曽我貴也社長、MPA Chief Executive Teo Eng Dih氏>
20240709nyk - 日本郵船/シンガポール海事港湾庁と海事産業の持続的発展目指す

MOUとは、共同検討のための合意書の意味。

国際海事機関(IMO)などによる気候変動の取り組み目標を念頭に、同社はMPAと海事産業の持続可能な発展を目指した様々な取り組みで協力する。具体的には、シンガポールの湾内で運航するバンカリング船なども含め、舶用燃料としてのクリーンなアンモニア燃料の促進やアンモニア燃料船に乗船する船員向けのトレーニングプログラムについて議論することに合意している。また、メタノール、メタン等を含む各種バイオ燃料・合成燃料の利用促進にも取り組む。

また、同社とMPAは脱炭素化への投資を加速させるための知見の交換を行うとともに、シンガポールの海事人材育成を目指し、リーダーシッププログラムを含む人材育成トレーニングについても協業を模索する。

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