川崎汽船グループは世界海洋デー(6月8日)に合わせ、国内外のグループ会社の社員有志が参加して世界同時清掃活動を行った。
海の環境問題を考えるきっかけとして昨年度から始めた活動で、5月下旬から7月上旬の約2か月に、計11社から延べ330人以上の社員有志やその家族が参加した。
海岸をはじめ、オフィス・事業所の周辺や、河川など、海洋プラスチックの7~8割の発生源とされる陸上ゴミを収集し、ゴミは約6370リットルに上った。
世界海洋デーとは、2009年に国連が制定した国際デーで、世界100か国以上で海岸清掃や啓発イベントが開催されている。
川崎汽船グループでは、こうした活動を通じて社員の環境保全への意識を高め、「地球環境と持続可能な社会への貢献」に取り組んでいくという。