東京建物は8月30日、「T-LOGI」シリーズ初となるマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設「(仮称)T-LOGI 大阪弁天町」、および、同じくシリーズ初となる危険物専用倉庫併設型物流施設「(仮称)T-LOGI 厚木」の開発に着手し、マルチテナント型の特殊倉庫(冷凍・冷蔵倉庫および危険物倉庫)の開発事業に参入したと発表した。
これまで首都圏で開発したBTS型冷凍冷蔵倉庫やマルチテナント型施設での冷凍冷蔵区画対応で得たノウハウを基盤に、大阪で「(仮称)T-LOGI 大阪弁天町」の開発に着手する。
また、需要拡大が見込まれる危険物(第4類)にも対応可能な専用倉庫として、神奈川県でドライ倉庫と併設(予定)する形で「(仮称)T-LOGI 厚木」の開発に着手する。
「(仮称)T-LOGI 大阪弁天町」の主な特徴は、希少な大阪市内に位置し、大阪中心部・大阪港へのアクセスも抜群の立地により、都心配送・広域配送等様々なニーズに対応可能な点。JR大阪環状線「弁天町」駅から徒歩圏内であり、雇用にも優位だ。1棟貸対応・分割対応いずれも可能なことから、幅広い規模の面積に対応可能。
「(仮称)T-LOGI 厚木」は、一般倉庫では保管できないアルコール類や家庭用蓄電池等の「第4類引火性液体」の保管が可能。大規模なドライ倉庫も併設させることで、顧客のニーズに合わせた柔軟な対応が可能だ。また、圏央道のICだけでなく、名古屋圏(中部圏)と関東を繋ぐ東名高速道路のICも利用可能なことから、関東一円への配送のみならず、2024年問題に対応した広域配送の中継地点としても利用可能としている。
■物件概要
名称:「(仮称)T-LOGI 大阪弁天町」
所在地:大阪府大阪市港区弁天6-5-4他(地番)
アクセス:阪神高速 17 号「安治川」IC 約0.8km、
「弁天」IC 約 1.2km
阪神高速 16号「波除」IC 約1.4km、
「本田」IC 約2.5km
JR 大阪環状線「弁天町」駅 徒歩約14分
敷地面積:約9408.3m2(約2851坪)
延床面積:約1万9701m2(約5970坪)予定
規模:地上4階建4層ボックス(1階片面バース)※BTSの相談可能
耐震区分:耐震
竣工:2027 年後半(予定)
名称:「(仮称)T-LOGI 厚木」
所在地:神奈川県厚木市金田 960-1 (地番)
アクセス:圏央道「圏央厚木」IC から約3.5㎞
東名高速道路「厚木」IC から約6.5㎞
小田急小田原線・相鉄鉄道本線・JR 相模線「海老名」駅からバスで10分程度
敷地面積:約1万4718m2(約4460坪)
延床面積:約2万3199m2(約7030坪)
規模:平屋建 危険物専用倉庫2棟
地上5階建4層ボックス(1階片面バース・5階事務所)1棟
※BTSの相談可能
耐震区分:耐震
竣工:2027年春