ラピュタロボティクスは9月5日、ほくやくの札幌支店に次ぐ第二拠点目として、函館支店へ今秋、人と協働型のピッキングアシストロボット「ラピュタPA－AMR（Autonomous Mobile Roboｔ）を納入予定だと発表した。
＜ピッキングアシストロボット ラピュタPA－AMR＞
ほくやくでの「ラピュタPA－AMR」の導入のポイントは、労働力人口不足への対応策として有効な庫内作業効率化と省力化を実現すること。従来の台車を押しながら商品をピッキングしていた時と比較して、時間短縮(札幌支店において従来約31秒かかっていたピッキング作業を約13秒に短縮を実現)を行い、生産性を向上させた。
作業スタッフも12人から5人で業務を行うことが可能となり、省力化も実現した。函館支店においても、札幌支店での成功事例を再現する予定だ。
札幌支店での庫内倉庫作業効率化のノウハウを今回導入予定の函館支店でも共有し、安定かつ高品質な庫内作業をほくやく社内において標準化する。
さらに、医薬品の取り扱いのため、地震など災害が発生した際でも、安定した出荷を行う必要がある。有事の際、完全に自動化されている場合には復旧にも時間がかかると考えられるため、完全自動化ではなく、人とロボットがチームワークピッキング作業を効率浴子なう「ラピュタPA－AMR」が採用されたもの。
