アイオイ・システムは12月22日、検品の省力化と仕分けミス防止のため、ウェイトアソートシステム WASを販売強化すると発表した。スケールユニットの安定供給体制を確立し、12月中旬から出荷開始する。
ウェイトアソートシステム WASとは、製品の重さを測定し、設定された基準値に基づいて仕分け指示を行うシステム。表示器のランプで仕分け先と必要個数を案内し、作業者は表示に従って商品を仕分けすればよい。
仕分け後は重量を自動で判定し、過剰に商品が投入されるとランプで警告。経験の浅い作業者でも仕分けできる。またラインの自動化・省人化で検品工数が大幅に減り、出荷ミス削減につながる。
現場では、重量で数量や整合性をチェックするため、目視では見逃しやすい取り違えや個数誤りが自動検出され、ミスを低減。中量棚などにスケールユニットを組み込んだ常設運用はもちろん、カートでの運用にも対応する。WASを搭載することで、仕分けと重量検品が同時に行える。
計量開始・判定の閾値は1g刻みで1〜999gまで設定可能。容器差をワンタッチで補正して表示を0g基準にリセットし、ステップ表示に従うだけで簡単に操作でき、速やかに現場に導入できる点も長所という。
■アイオイ・システム
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