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アイオイ・システム/ほくやくの医薬品物流でロボット連携、導入事例を公開

2025年05月28日/IT・機器

PR記事

アイオイ・システムは5月28日、医療総合卸ほくやく・竹山ホールディングスグループ、ほくやく(札幌市)における物流DXソリューションの導入事例を公開した。

<動画>

導入されたのは、プラスオートメーションの自走式ロボット「t-Sort」と、アイオイの重量検品システム「WAS」、デジタルピッキングシステム「DPS」を組み合わせた独自システム。

ほくやくの新川物流センターでは、クロスドック方式を採用し、製薬メーカーからの入荷商品を拠点別に仕分けし、北海道内の各拠点へ迅速に発送する役割を担う。

しかし物流の2024年問題などを背景に、集荷時間の前倒しにより従来の業務体制では対応が難しい、雪や気候条件による遅延リスクが高い、物量の増加に伴い自動化が必要、といった課題を抱えていた。

<新川物流センターの現場イメージ>20250528hokuyaku - アイオイ・システム/ほくやくの医薬品物流でロボット連携、導入事例を公開

システム導入により、人員を増やすことなく処理能力を約1.1倍に向上。将来的には約1.4倍へ向けた計画も進めている。

また、デジタル表示と重量検品による二重チェックで、仕分けミスが軽減。労働環境面では、約20kgのカート運搬作業をロボットが代行することで、従業員の歩行距離を減らし負担も軽減できた。

自走式ロボットを中心とした新物流システムを構築し、ロボットと人が協働することにより、物流業務が劇的に進化し医薬品の安定供給につながっているという。

アイオイ・システム/ピッキング・アソート作業効率向上ソフトに新バージョン

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