合同会社App5は9月30日、Amazon出品者向け総合管理ツール「アマストリーム」とEC自動出荷システム「コマースロボ」のAPI連携を開始した。
アマストリームは、FBA出品管理や価格自動調整、配送サービス、レビュー依頼などを請け負う、Amazon出品者向けの多機能管理ツール。
今回の連携により、FBA納品に必要な出荷指示やFBAラベルの受け渡しが自動化される。これによって出品者の手作業が削減され、倉庫側での受取・処理がスムーズになる。業務の迅速化とヒューマンエラーのリスク軽減が狙える試みだ。
出品者と倉庫事業者がデータ連携することで、Amazonセラーセントラルと比較して納品プラン作成時間を最大80%短縮できる。
ほかにも、アマストリームで作成した納品プランがコマ-スロボに自動反映されるため、倉庫業者が出荷指示を手早く受け取れ、遅延や混乱を未然に防ぐことができるという。
これまで出品者が手動で送信してきたFBAラベルも、アマストリーム上で自動生成されるため、人為的な送信ミスなどの問題が解消。倉庫は正確なラベル情報を即時に受信できるため、出荷作業がより迅速になる。
App5は、出品者と倉庫業者が連携しやすい環境を整えるため、FBA納品業務の効率化を推進している。今後はWMSやOMSとの連携を強化し、物流全体を視野に入れた包括的なソリューションを提供していく。
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