AZ-COM丸和ホールディングスが展開する一般社団法人「AZ-COM 丸和・支援ネットワーク」は10月7日、「アクティオグループ物流協議会」の設立に参画したことを発表した。
設立日は2024年10月1日。物流業界の深刻化する運転手不足や環境問題への対応が目的となり、ユニバーサル、アクティオホールディングスのグループ会社であるアクティオトランスポートとも協力しての設立となる。
「アクティオグループ物流協議会」は、2024年問題で不足する輸送能力、営業用トラックの輸送トン数への対応を目的としている。具体的には、積合せや帰り便の活用、共同配送等により建設機械レンタル業界の輸送効率を向上させていく。
また、鉄道や船舶等の多様な運送手段の組み合わせ、デジタル技術を駆使した受発注・買掛売掛処理の自動化、需要予測、在庫配置の最適化、配車マッチング、GPSによる荷物追跡などにより、社会課題への対応とCO2排出量削減などに貢献していくとしている。
「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」側としては、各種支援メニューを共同参画した各社へ提供、物流効率化を推進していく。
「アクティオグループ物流協議会 」が掲げるメリットは、「受注の拡大・安定化」「利益改善、キャッシュフロー改善」「保険手配、事故対応」「福利厚生」「経営支援」の5つ。これらを介して、より多くの運送会社に取組への賛同を募っていくという。
なお、10月1日に「アクティオグループ物流協議会」ホームページを開設している。
アクティオトランスポート/2024年問題解決へ、グループ物流協議会設立