鴻池運輸は10月9日、「KONOIKE GROUP 人材開発センター(人材開発センター)」を大阪府豊中市で竣工したと発表した。
竣工式は10月8日で、本格稼働開始は10月18日となる。
「人材開発センター」は、これまで約40年間、社員教育の場としていた島屋研修センターに代わり、グループ全社員を対象に座学研修やワークショップを実施する施設だ。
研修室は3室から5室に、収容人数・宿泊室数を約2倍に増強。また事業継続計画の側面からも、災害発生時に本社機能を代替するサテライトオフィスとして使用することも想定している。
KONOIKEグループが掲げる人材育成方針の中では、人材育成は事業戦略を支える上で最も注力すべきポイントの一つであると考えている。人材開発センタ
ーは、今後の人的資本経営を推進する拠点としての役割を担っていくという。
竣工式で鴻池忠彦社長は「KONOIKEグループは、創業者の鴻池忠治郎が大切にしていた「人」と「絆」を軸として今日まで成長してきた。強みの源泉である「人」の成長は、グループの持続的成長に必要不可欠。センター名を考えるにあたり、単に「研修センター」ではなく、グループ全体のパフォーマンス向上に必要な「人」の能力を高めたいという想いを込めて「KONOIKE GROUP 人材開発センター」とした。今後も「人」の能力を最大限に引き出すことで、企業価値の向上を目指していく」と述べた。
■概要
名称:KONOIKE GROUP 人材開発センター
所在地:大阪府豊中市宝山町 22-25
延床面積:2403.5m2
構造:地上4階、地下1階
設備:研修室3室(分割使用時5室)
宿泊室60室
全棟バリアフリー
エレベーター1基
竣工日:2024年10月8日
稼働日:2024年10月18日
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