山九は10月9日、兵庫県姫路市で運営する危険物倉庫「姫路ケミカルセンター」を増設したと発表した。
2022年に倉庫1棟で開設したが、このエリアで危険物倉のニーズが継続して高く、敷地面積を3166m2拡張して常温倉庫を1棟(1000m2)増設した。
1棟目と同様に、関西、中四国地方の各種メーカーが在庫ストックポイントや輸出入発着拠点として活用することなどを想定している。
庫内には柱がなく、商品を最大限保管できる点が特徴。 掘り込み式コンテナスロープを設け、法令で定められた倉庫天井高を最大限維持・活用できる構造となっている。
国内貨物から輸出入貨物まで、小ロットでも大ロットでも、さらには短期保管から長期保管まで幅広く対応する。
近隣の各拠点と連携し、輸出入通関業務から倉庫・梱包、輸配送まで一貫して作業できる体制を整えるという。
■施設概要
名称:姫路ケミカルセンター
住所:兵庫県姫路市飾磨区今在1088(借庫)
アクセス:神戸港から65km、播磨臨海工業地域から 10km
敷地面積:7608m2(事務所棟1棟)
倉庫面積:約2000m2(1000m2×2棟)
対応危険物:消防法第4類、アルコール類および動植物油類(特殊引火物除く)
機能:消火設備、コンテナスロープ
設計・施工:三和建設
増設時期:2024年10月1日