商船三井の子会社MOL PLUS、MOL (Asia Oceania)とVFlowTech(ブイフローテック)の3社は10月24日、アジア・太平洋地域におけるバナジウムレドックスフロー電池の物流業界への導入推進で協業することに合意し、覚書を締結したと発表した。
<調印式の様子。右からVFlowTechのDr.Avishek Kumar、MOLAOの入澤秀行氏、Alvin Seng氏>
VFlowTechが持つ最先端バナジウムレドックスフロー電池の技術を活用し、商船三井グループと取引先が所有する港湾施設やコールドチェーン倉庫へ導入。脱炭素化に取り組む。
覚書の一環で、VFlowTechのバナジウムレドックスフロー電池の技術を海運・物流業界に普及させ、インドをはじめとする様々な地域で導入機会創出を目指すとしている。
バナジウムレドックスフロー電池は、バナジウム電解液を循環させて充放電を行う蓄電池。長寿命、高い安全性、大型化が容易という特徴がある。
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