タカセが11月7日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高41億5600万円(前年同期比4.5%増)、営業利益3700万円(42.6%減)、経常利益4100万円(57.1%減)、親会社に帰属する当期純利益2300万円(67.0%減)となった。
総合物流事業は、一部主要顧客の業務取扱量が増加したことなどにより売上高41億1400万円(4.6%増)となったが、業務取扱量変動のコストを十分にコントロールできず、営業利益は2500万円(47.1%減)だった。
運送事業は、主要顧客の業務取扱量減少の影響で売上高1億4300万円(4.8%減)だったが、コスト削減による原価率の低減により営業利益は300万円増え、200万円の営業損失から黒字転換した。
流通加工事業では、国内物流業務取扱量が減少したことで売上高4億9900万円(2.8%減)。営業利益は、売上高の減少に加え労務コスト上昇の影響が大きく98.8%減の0円となった。
通期は、売上高83億円(1.3%増)、営業利益1億1000万円(36.0%減)、経常利益1億2000万円(46.5%減)、親会社に帰属する当期純利益1億円(67.3%減)を見込んでいる。
遠州トラック 決算/4~9月の売上高4.6%増、営業利益21.8%増