中央倉庫が11月7日に発表した2025年3月期第2四半期決算は、売上高139億900万円(前年同期比3.5%増)、営業利益12億800万円(20.4%増)、経常利益13億3900万円(11.9%増)、親会社に帰属する四半期純利益7億1600万円(12.0%減)となった。
国内物流事業の売上高は112億6900万円(5.0%増)、営業利益は、貨物取扱高の増加に加え適正料金化の効果もあり、また、前年度計上した滋賀支店大津営業所開設一時費用がなくなったことなどから13億6600万円(18.7%増)となった。
同事業のうち、倉庫業では自社倉庫及び再寄託先も含めた貨物保管残高及び入出庫高は前年同期に比し増加し、貨物回転率はほぼ横ばいとなった。また、運送業は、保管貨物の出庫高の増加に加え、豊通ペットリサイクルシステムズや輸送付随業務などの保管外貨物輸送量も増加し、国内貨物輸送取扱量は前年同期に比し増加した。
国際貨物事業の業績は売上高25億5500万円(2.7%減)、営業利益2億5000万円(0.6%減)となった。
同事業のうち、通関業の取扱数量は、輸入は前年同期に比し微増となったものの輸出は大きく減少した。梱包業においても、海外市況低迷の影響などにより取扱量は減少した。
通期は、売上高275億円(3.7%増)、営業利益20億5000万円(6.0%増)、経常利益23億5000万円(5.4%増)、親会社に帰属する当期純利益17億円(0.1%増)を見込んでいる。
ヤマトHD 決算/4~9月の売上高3.0%減、営業損失150億100万円