東京汽船が11月12日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高59億7600万円(前年同期比6.0%減)、営業損失1億3400万円(前期は2億6700万円の利益)、経常損失2800万円(前期は4億3200万円の利益)、親会社に帰属する当期純利益2億2300万円(15.2%増)となった。
主力の曳船事業については、曳船作業対象船舶の東京湾への入出港数が、コンテナ船は中小型を中心に増加傾向だが堅調だった自動車専用船は減少に転じ、大型タンカーを中心に危険物積載船は弱含みで推移。
セグメント別の曳船事業の売上高は44億7900万円(7.8%減)、営業損益は1億1500万円の損失となり、曳船事業の減収が影響した。
通期は、売上高122億4000万円(2.2%減)、営業損失1億7900万円、経常損失500万円、親会社に帰属する当期純利益22億6300万円(295.2%増)を見込んでいる。
福山通運 決算/4~9月の売上高3.9%増、営業利益28.1%減