パナソニックオートモーティブシステムズは11月26日、LPガス事業者向け配送効率化サービス「DRIVEBOSS LPガス」に新機能を追加したと発表した。
DRIVEBOSS LPガスは、AIを活用した独自アルゴリズムにより、LPガス配送業務特有の複雑な条件を考慮した効率のよい配送計画・ルートを自動で作成できるLPガス事業者向けの配送効率化サービス。今回の機能追加は、顧客からの要望が多かった配送時間帯の指定、1日の最大配送便数の増加、配送先情報の登録の機能を追加する。これらの機能の追加により、LPガス事業者の多様な配送業務への対応や更なる配送員の属人化の解消が可能になり、より多くの顧客にとって活用しやすいサービスへと進化した。
追加機能は、まず配送先の情報登録(2024年11月25日追加)。配送先の情報として写真のアップロードが可能になった。配送先のLPガスボンベの設置場所や配送トラックの駐車場所など、文字情報だけでは伝わりづらい条件を画像で確認できるようになった。この機能の追加により配送員は、配送先でスムーズにボンベの交換作業を行うことができ、業務の効率化と属人化の解消につながる。
また、配送時間帯の指定(2024年10月15日追加) がある。飲食店や店舗などが配送先の場合、営業時間帯を避けた配送を求められることがある。配送先ごとに個別の配送時間帯の設定が可能になり、配送先の要望に応じた配送計画が立てられるようになった。
さらに、配送便数の増加(2024年10月15日追加)もある。工場や給食センターなどでは、1日に大量のボンベ容器の交換が必要となり、配送先と充填所を何往復もする場合がある。1人1日に配送できる便数が、これまでの3便から最大20便まで設定が可能になり、このような配送業務の計画作成に対応できるようになった。
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