日本郵船は12月5日、経団連自然保護協議会と2030生物多様性枠組実現日本会議が3日に共同で主催したイベント「経団連自然保護協議会2024年度シンポジウム」で、筒井裕子執行役員がパネルディスカッションに登壇したと公表した。
生物多様性の動向を広く周知する機会として例年開催されているもので、パネルディスカッションのテーマは「自然価値の見える化への挑戦」。
筒井氏は、産官学の共創事例として、日本郵船が参画するANEMONEコンソーシアム(環境DNAの大規模観測ネットワーク)での取り組みを紹介した。
日本郵船は「海洋環境・生物多様性保全」を特に対処すべき環境課題の1つとして生物多様性の保全に努め、「ネイチャーポジティブ宣言」を発表するなどしている。