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JMU/3055TEU型コンテナ船「INTERASIA TRANSCEND」引渡し

2024年12月05日/IT・機器

PR記事

ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は12月3日、熊本県玉名郡長洲町の有明事業所で建造していたINTERASIA LINES SINGAPORE PTE. LTD. (インターエイシアラインズ シンガポール プライベートリミテッド)向け3055TEU型コンテナ船 「INTERASIA TRANSCEND」(インターエイシア トランセンド)を引渡したと発表した。

<「INTERASIA TRANSCEND」>
20241205jmu - JMU/3055TEU型コンテナ船「INTERASIA TRANSCEND」引渡し

この船は、同社が開発した、ホールド内最大12列×6段、デッキ上最大14列×7段の積載能力をもつ総積載量3055TEUのフィーダーコンテナ船。アジア発着及びアジア域内での海上輸送量の増加に伴い、中長距離の定期航路への投入を想定し、高い積載能力を確保する一方で、定時運航を可能とする高い航海性能が求められる中、同社技術を駆使し両性能を高いレベルで実現、従来船に比べて環境性能と運航性能を著しく向上させた船型となる。

特長には、最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した幅広最適船型を開発、併せて、独自の省エネデバイスであるLV-Fin、ALV-Finの最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成している。

また、MAN-B&W 最新デザインとなる電子制御エンジンMark10.5の採用、冷却海水ポンプのインバーター制御の採用により、船の燃費性能を向上させている。

さらに、INS(Integrated Navigation System, 統合型航海システム)及び全天候型ブリッジの採用し、航海中及び離着桟時の操船の利便性・安全性を向上させている。CCTVカメラシステムを装備し、航海支援・機関室内監視等による安全性向上を図っている。バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持等に適合するなど、様々な環境規制に対応している。

■概要
主要寸法:全長203.50mx 幅34.80mx 深さ16.60mx 喫水 11.50m
載貨重量:3万7160トン
総トン数:3万676
主機関:MAN-B&W 7S70ME-C10.5 ディーゼル機関1基
航海速力:21.50ノット
定員:25名
船級:DNV
船籍:Singapore

JMU/WAN HAI LINES向け中型コンテナ船の引渡完了

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