ミズノは、ミズノワークシューズ史上最軽量モデルとなる「オールマイティ LL 11L(エルエル イチイチ エル)」を、ミズノワーク品を取扱いする全国の作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンラインなどで1月20日に発売する。
同商品は、主に建設業や運輸業などの現場作業者向けに発売される。
ワークシューズは安全性と軽さの両立が難しい中、ミズノは軽量化の研究を進めてきた。その結果、同社従来品である軽量ワークシューズ「オールマイティ LSⅡ 11L」より約17%も軽い、26.0cm片方で約295gという軽さを実現している。
同商品では、シューズを構成するパーツ数を削減し、従来の硬質樹脂先芯よりも軽い先芯を採用することで軽量化を図っている。さらに、ミッドソールを薄くし、ラバーの領域も最小限に抑えたアウトソールを採用するなど、設計パターンや素材の見直しを行ったという。
なお、「オールマイティ LL 11L」の販売目標は発売から1年間で3万足だ。
ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約700社以上に納品している。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業をはじめ、様々な業種への更なる拡大と商品ラインナップ拡充を進めワークビジネス強化に取り組んでいる。2027年度には180億円の売上を目指している。