日本通運は、群馬県館林市に「館林危険物3号倉庫」を竣工、1月17日に竣工式を行った。
昨今のサプライチェーンの変化や安全性・コンプライアンスへの意識の高まりにより、危険物倉庫の需要が拡大している。
同社は、2019年に館林危険物1号倉庫、2号倉庫を竣工、これに加え顧客のさらなるニーズに応えるため、1号、2号倉庫(計約1888m2)に隣接する形で、今回3号倉庫(約992m2)を新設した。
本倉庫は危険物第四類第三石油類・第四石油類の貨物に対応し、主に潤滑油を取り扱う予定だ。屋内貯蔵所に加え、屋外貯蔵所(約992m2)も新設し、保管能力を増強することで、物量の波動に柔軟に対応可能となる。
輸送においても積み合わせ輸送などを活用することでコスト効率を高め、顧客のサプライチェーン最適化のサポートも行うという。
NXグループは、ニーズに最適な物流ソリューションを提供するとともに、事業を通して地域の産業振興と発展に貢献していくとしている。
■施設概要
名称:館林危険物3号倉庫
所在地:群馬県館林市下早川田町411
構造:地上1階建3号倉庫/屋外貯蔵所ラック設備有り
延床面積:3号倉庫:約992m2(300坪)屋外貯蔵所:約992m2(300坪)
対応危険物:危険物第四類第三石油類・第四石油類