「空飛ぶクルマ」の開発およびドローン関連サービスを提供するSkyDriveは1月31日、大阪府と、災害時等における無人航空機(物流ドローン)を活用した物資の輸送等に関する協定を締結した。
<左から大阪府の森岡 武一副知事、SkyDriveの村井 宏行CBO(最高事業責任者)兼 ドローン事業部長>
大阪府が災害時での物流ドローンの活用等に関する協定を締結するのは初めてとなる。
協定の名称は、災害時等における無人航空機を活用した物資の輸送等に関する協定書。主な協定内容は、「災害時、大阪府の要請に対して、大阪府内の孤立集落等に対し物流ドローンを活用した物資の輸送を行う」、「平時において、大阪府が主催する防災訓練等の参加に努め、災害時に円滑に活動できるように備える」といったものだ。
協定締結により、SkyDriveが災害時等に大阪府の要請に基づいて物流ドローンを活用して孤立集落等に物資の輸送を行う。これにより、孤立した被災地域への迅速な救援物資や備蓄物資の運搬が可能になる。また、平時にも大阪府が主催する防災訓練への参加および情報交換を実施することで、大阪府での物資運搬の選択肢を増やし、大阪府民の安全と地域の持続的な発展を目指していく、としている。
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