プロロジスは2月19日(米国時間)、共同創業者であるハミード・R・モガダム氏が2026年1月1日をもってCEO職を退任すると発表した。
モガダム氏は40年以上にわたり革新的なリーダーシップを発揮してきた。退任後もエグゼクティブ・チェアマンとして、同社のビジョン「永続的な卓越性(Enduring Excellence)」に基づく戦略的な指針を提供し続ける。後継計画の一環として、現在プレジデントを務めるダン・レター氏がハミード・モガダムの後任となり、CEOに就任する。
レター氏は2004年にプロロジスの前身であるAMBプロパティ・コーポレーションに入社。業界での豊富な経験を持ち、協調と革新を基盤としたリーダーシップスタイルを確立し、プロロジスの次の成長フェーズを率いることとなる。なお、レター氏は同日付で取締役会のメンバーに加わった。
モガダム氏は「今回の役職交代は、プロロジスの継続的な成功を確実なものにするため、慎重に計画されたものだ。ダンと経営陣を、新たな役職のもとで引き続きサポートしていくことを楽しみにしている」とコメントしている。
またレター氏は「現在の当社の規模、サプライチェーンにおける役割、規律ある財務戦略に鑑みて、当社の未来は非常に明るいと言える。ハミードや経営陣とともに、さらなる成長と強化を進められることを楽しみにしている」と抱負を述べている。
■ダン・レター氏
2004年、AMBプロパティ・コーポレーションにシカゴの開発マネージャーとして入社。その後、16年間にわたり米国西部・中部の2大市場において、責任の範囲を拡大しながら活躍した。マルケット大学(米国ウィスコンシン州)で土木工学の学士号を取得。現在Nareit(全米不動産投資信託協会)諮問機関およびリアルエステート・ラウンドテーブルのメンバーを務める。
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