ヤマト運輸は3月25日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場に、宅配・手荷物一時預かりカウンターを出店すると発表した。
店舗は西ゲートと東ゲートの2か所に設置。2025年4月13日~10月13日の期間、宅急便・クール宅急便・宅急便コンパクト・国際宅急便・空港宅急便の発送・手荷物の一時預かりサービスを提供する。
営業時間は9時から21時、日本語、英語、中国語、韓国語のほか、自動翻訳機により25か国の言語に対応する。
また、店舗内には「夢見るクロネコの世界」をテーマに、未来の荷物の受け取り体験や記念撮影ができるブースを設置。来場者が楽しめるコンテンツとして、西ゲート店には巨大なクロネコを展示する。
西ゲート店では、顔認証機能を使って宅配ボックスを開ける、未来の荷物受け取り体験も楽しめる。顔認証エンジンと宅配ボックスを組み合わせたもので、技術協力をしているビットキーとヤマト運輸は2022年5月からシステム連携を開始している。
来場者はその場で顔情報を登録し、顔をかざすだけで宅配ボックスを解錠でき、パスワードやカギが不要なため、スムーズかつセキュリティ性の高い荷物の受け取りが可能となる。
このほか、壁面を背景にフラッシュ撮影すると、クロネコとハイタッチしている写真が撮れるフォトスポットなども人気を集めそうだ。
大阪・関西万博の会場内には、フードコート・レストラン・ファストフード・カフェ等の飲食店舗や日本各地の物産品やさまざまなグッズを取り扱う物販店舗、幅広いニーズに応えるコンビニエンスストアなど、72店舗(飲食44店舗、物販19店舗、サービス8店舗、アミューズメント1店舗)が配置される予定。