センコーグループホールディングス(GHD)は5月1日、サービスロボットおよびロボットマネジメントシステムの販売、開発を手掛ける新会社 ヒトトロボソリューション(以下、HS)を設立した。
<新会社のロゴマーク>
HSは、ヒトとロボットを共生させた社会の実現を目的に設立。ロボット開発者とユーザーの双方が抱える悩みを解決するため、ユーザーニーズを独自でヒアリングし、世界中の開発会社からのロボット選定、販売から導入支援・運用サポートまで一貫したサービスを提供する。
センコーGHDは2016年、創業100周年を記念し「センコーユニバーシティ」を開学した。目的は「次の100年を見据え、最新の知識や技術を身に付け、物流事業のみなら様々な事業を創出する経営人材を育てること」だ。
HSは、センコーのグループ会社スマイルに当時所属していた社員(現在はセンコーGHD所属)が、この制度での学びを事業化に結び付け、設立した会社の第1号となる。
現在、清掃や配膳での労働力不足に対応したサービスロボットの導入が大手ホテルチェーンで内定しているほか、今後はグループの国内外にある物流施設にもロボット導入を加速していく計画。
将来的には、HSが蓄積したノウハウをもとにIT企業とロボットの共同開発を行い、あらゆる場面でのサービスロボットの活用を推進していく。
■ヒトトロボソリューション概要
本社所在地:東京都江東区潮見2-8-10 潮見SIFビル
資本金:50百万円
設立:2025年5月1日
事業内容:サービスロボットおよびロボットマネジメントシステムの販売・デザイン・開発
従業員数:3名(2025年5月1日時点)
センコーGHD/健康事業拡大へ甲府市の介護事業者をグループ化