Hacobuは6月3日、IHIインフラシステムによる、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」の導入事例記事を公開した。
IHIインフラシステム デジタル改革部機材グループでは、配車業務のデジタル化を推進。FAXや電話に依存していた配車手配を「MOVO Vista」に一元化することで、配車業務にかかる工数を約8割削減するなど、大幅な効率化を実現した。
<デジタル化に取り組んだデジタル改革部機材グループ>
IHIインフラシステムは、IHIグループにおいて橋梁の設計・製作・施工などを担っている。各機材センターに根づくアナログな配車手配業務を改善するためMOVO Vistaを3拠点に導入し、協力運送事業者の理解を得ながら、全拠点へ展開した。
<MOVO Vista導入のビフォア・アフター>
これにより電話やFAXを使わないクラウドでの一元管理、コメント欄での非同期連絡、CSVダウンロードによるデータ活用が定着。配車工数の大幅削減に加えてドライバーの荷待ち解消にも繋がっている。また、請求書の処理もスピードアップ、3拠点間の配車状況をリアルタイム把握することで、全体最適化が進んでいるという。
IHIインフラシステムは今後、機材センターでのMOVO Vista活用を広げ、次のステージでは工事現場とのリアルタイムな情報共有の実現を目指している。
Hacobu/依頼書のQRコードから実運送情報を収集、元請の管理効率化へ