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日本GLP/大阪市東住吉区で2.85万m2の「あらた」専用物流施設を着工

2025年04月17日/物流施設

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日本GLPは4月17日、大阪府大阪市東住吉区で延床面積約2万8500m2の先進的物流施設「GLP 大阪Ⅳ」を着工したと発表した。

<「GLP 大阪Ⅳ」外観イメージ >
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「GLP 大阪Ⅳ」は、「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」における2棟目で、大手日用品卸企業であるあらたの専用施設として2026年10月末の竣工を予定している。

なお、隣接する「GLP 大阪Ⅲ」は、2024年10月に着工済み、2026年1月末の竣工を予定している。

「GLP 大阪Ⅳ」は、近畿自動車道「松原JCT」から約6km、「東大阪JCT」から約16km、阪神高速4号湾岸線「南港中IC」から約12kmと大阪内陸部と湾岸部の中間点に位置しており、また、阪神高速1号環状線「西船場JCT」から約12kmと、関西広域および大阪都心の主要ICまで20~30分圏内に位置している。この立地は、関西主要都市への配達に適しており、阪神高速大和川線や大阪市を南北に縦断する幹線道路にも隣接しているため、大阪市の南の玄関口としての役割を果たすポテンシャルを有している。

さらに、市街地に立地する特性からラストワンマイルでの利用が可能な立地であり、和歌山・奈良方面への広域配送拠点としても利用が可能な優れた立地条件を備えている。大阪南港をはじめとした主要沿岸部を包括する立地に加えて関西国際空港へのアクセスも容易で、チルド食品から航空貨物まで幅広い荷物のニーズに対応できる物流適地にある。

通勤面では、「GLP 大阪Ⅳ」は、近鉄南大阪線「矢田駅」から徒歩約10分、大阪シティバス「矢田行基大橋」バス停から徒歩約1分の距離に位置しており、大阪メトロ御堂筋線「あびこ駅」、JR阪和線「我孫子町駅」からもバスでアクセス可能なため通勤の利便性が高く、施設周辺には住宅地が広がっていることから、雇用確保の面から優れた立地にある。

「GLP 大阪Ⅳ」は、地上4階建ての先進的物流施設。倉庫内保管エリアは構造ブレースの無い仕様として全面的な自動マテハン設備の設置に対応するほか、4 層吹抜けの自動ラック倉庫エリアをあらかじめ計画することで、最新技術を用いた高度な物流オペレーションを可能にしている。

なお、あらたは、「GLP 八千代Ⅳ」にも入居する日本GLPのリピートカスタマー。日本最大級の日用品卸企業として全国規模でネットワーク基盤を確立しており、事業拡大に伴い「GLP 大阪Ⅳ」を同社の関西地区最大の配送拠点となる「関西新センター(仮)」として活用予定。施設内では省人化・省力化を可能とするロボットやマテハン機器を導入し、人手不足への対策としてトラックの荷待ち時間短縮に加え、荷物の積み下ろしや仕分け作業効率化の仕組みを導入予定だ。

同社は、施設の立地の利便性、DX・IT化を庫内で実現するための最新鋭物流施設の設計を実現できる日本 GLP の設計ノウハウや柔軟な提案力、一気通貫した施設の管理体制などを高く評価し、入居を決定した。

<「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」完成イメージ>
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<土地利用計画図 >
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なお、日本GLPが進めている「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」では、地区面積約5万6000m2のエリアにおいて、西側に物流施設2棟と商業施設を含む「にぎわいゾーン」、東側に現在の矢田教育の森公園を移設し新たに「憩いとうるおい・スポーツゾーン」を整備する画期的な地域活性化計画。日本GLPは、本プロジェクトの区画整理事業の主体・施行者として開発を推進している。

■施設概要
施設名:「GLP 大阪Ⅳ」
所在地:大阪府大阪市東住吉区矢田5丁目
敷地面積:約1万7700m2
延床面積:約2万8500m2
構造:地上4階建て、耐震S造
着工:2025年4月
竣工:2026年10月末(予定)
認証取得:CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証(予定)

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