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ラピュタロボティクス/東京エコールの新物流拠点で自在型自動倉庫が採用

2025年07月09日/IT・機器

PR記事

ラピュタロボティクスは7月9日、文具・オフィス関連商材を扱う専門商社東京エコールの新たな物流拠点で、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」が採用されたと発表した。

<東京エコール新物流拠点におけるラピュタASRS導入予定3Dイメージ>
20250709rapyuta - ラピュタロボティクス/東京エコールの新物流拠点で自在型自動倉庫が採用

東京エコールでの「ラピュタASRS」採用のポイントは、荷合わせ業務の一元化による省力化だ。従来のオペレーションで課題となっていた「荷合わせ」作業に対しては、ラピュタASRSではピッキング時に自動倉庫から出庫するのではなく、ピッキングで集品したオーダー(出荷用)ビンを自動倉庫内で取り回すことが可能であり、この特徴を活かして自動倉庫内で荷合わせ作業までを自動化することで、荷合わせ用のスペースと時間を削減することが可能となった。

また、物量変動への柔軟な対応も挙げられる。今後予想される取り扱いSKU数の拡大や物量の変動に対しては、ラピュタASRSは柔軟に規模拡大に対応できる拡張性を備えており、中長期的な業務・業容の変化にも追随することが可能となる。

さらに、複雑なオペレーションにも柔軟に対応できる「自在性」では、文具やオフィス用品の倉庫では、バラオーダー対応でピッキング時に小箱のばらし作業が発生するなど、棚前作業や出荷先ごとの細かく複雑なオペレーションが数多く存在する。ラピュタASRSは、それらの要件に応じたカスタマイズにも対応することで、現場ニーズに対応した専用のシステムを構築し、真の高生産性を発揮する。

そして、大規模設置への対応力だ。今回の導入は設置面積1500m2を超える大型案件となっており、大規模な自動倉庫構築においてもラピュタASRSが最適なソリューションであるとの評価を受けたという。

東京エコールの日下 太郎 専務取締役 管理本部長は、「当社はこれまで関東エリアに配置する既存の拠点で物流業務を展開してきたが、建屋の老朽化や人手不足への対応、ユーザーへの直送ニーズの拡大などといった課題を受け、新たな物流センターの構築を決断した。その中で、いかに効率的かつ柔軟にオペレーションを設計できるかが大きな検討ポイントだったが、ラピュタASRSは、従来課題となっていた荷合わせ作業を大きく省力化できる点や、将来的なSKUの増加にも対応できる柔軟性、さらに大規模な拠点でも運用可能なスケーラビリティを備えており、当社の目指す新しい物流体制に最も適したソリューションであると判断した」と述べている。

ラピュタロボティクス/アルプス物流の千葉県の倉庫で自動倉庫稼働

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