ユーザックシステムは8月5日、複数の運送会社に柔軟に対応できる送り状発行システム『送り状名人』に、各社の運送サービスレベルに対応する機能、SFTP通信機能を追加した最新バージョン(Ver.7.1.0)の提供を8月1日に開始したと発表した。
新機能は、運送会社サービスレベルに対応。荷物の到着日、配達時間を指定する際に、利用する運送会社の配送リードタイムをチェックし、配達可否判断が出来るようになった。これにより、再配達手配、返品対応等の後処理の工数の大幅な削減を見込める。
また、SFTP通信に対応。これまで運送会社への出荷実績の送信はメールでの送信かWebサイトへのアップロードとなっていたが、SFTP通信機能が追加されたことでほぼ全ての運送会社への出荷実績の送信業務が自動化できるようになった。これにより、出荷業務終了後の手作業がなくなり、事務員の残業削減にも貢献する。
なお、送り状名人は、送り状/荷札ラベルを発行するための統一システム。帳票の種類や運送EDIの有無など、運送会社ごとに異なった業務形態にも、柔軟に対応ができる。
主な特長には、「送り状の様々な発行形態に対応」、「基幹システム連携が可能」、全国の運送会社の送り状ソフトをライブラリー化」、「荷物お問合せ番号を自社で採番、運送会社と共有可能」、「出荷情報メール送信」、「運送EDIをメール送信/SFTP通信に対応」、「スケジュール/ファイル監視実行」、「荷合わせ機能(※オプション機能)」がある。