プラスオートメーション(+A)は8月7日、セレクトショップを展開するユナイテッドアローズ(UA)のマザー倉庫に、ロボティクス自動倉庫「AirRob(エアロボ)」を導入したと発表した。
AirRobはレイアウトの自由度が高い保管ソリューションで、倉庫のスペースに合わせた設計が可能。防火区画を跨ぐこともできるのが特徴だ。
導入したのはセンコーが運営する「流山ロジスティクスセンター(流山LC)」で、1日あたり3.5万~4万ピースを入出荷し、店舗およびECの在庫を一元管理する物流センター。
既にt-Sort AGVや自動倉庫システムなど、複数の自動化マテハン導入していたが、新たにAirRobを導入することとした。
決め手となったのは、AirRobが保管量2万ピースから始められること、段階的な運用ができ、オペレーションに影響せずに拡張できる点。
センターでは、開設時に1日2.5万ピースだった出入荷が現在、3.5万ピースに増加し、保管スペースの確保が急務となっていた。
従来、平置きで15万ピース保管していたスペースをAirRobに置き換えることで、2倍の30万ピースまで保管できるようになり、さらに半年後、80万ピースまで増加させることを目指している。
■導入事例動画
プラスオートメーション/ロボティクス自動倉庫の実運用動画を初公開