ユーピーアールは8月19日、9月1日付の組織変更を発表した。
組織変更の理由は昨今の急速な経済環境の変化に対応し、営業・戦略機能の強化、技術開発体制の整備、経営執行の効率化を通じた企業価値の持続的な向上を図るため組織体制を見直したもの。
事業統括本部の傘下に物流事業本部、ソリューション事業本部、技術本部の3本部を置く体制とする。
物流事業本部の機能を再編し、戦略企画機能強化のため物流戦略部を、業務基盤を集約的に管理・統括するため物流業務部を設置する。また、東西のエリア営業部を統合し、傘下の新潟、静岡、四国、南九州の各営業所を集約することで、より効率的な営業体制を構築する一方、今後成長が見込まれる一貫パレチゼーションを担う広域営業を強化・拡充するため、広域・海外営業部内に広域第三営業所を新設する。
ソリューション事業本部を新設し、顧客の問題解決に向けソリューション営業を強化するため、その傘下に物流IoT事業、アシストスーツ事業、ICT事業、ビークルソリューション事業を集約し、イノベーション事業部、ビークルソリューション事業部に再編する。
技術本部を新設し、研究開発、DX推進ほか技術関連部門を集約し、ソリューション開発部、先端開発部、DX推進部に再編する。
また、全社戦略の立案・推進機能を強化するため、経営企画本部を新設し、傘下に経営管理部(現経営企画部)のほか、経営戦略部を新設する。