山九は9月1日付でインド事業戦略班を新たに設置すると発表した。
同組織は、インド市場での事業拡大と成長戦略の具現化を目的としたもの。同社はインドを長期ビジョン・中期経営計画の戦略的重要地域を位置付けており、新たな事業機会の創出と既存事業の深化を図るとしている。
インドは、世界有数の経済成長を遂げる国でありながら、脱炭素社会への移行、社会インフラの整備、雇用の創出といった課題に直面している。そこで同社は、こうした課題に対し、自社のリソースと知見を活用、持続可能な社会の実現と同社事業の持続的成長の両立を図っていくという。
近年順調に拡大を続けるインド事業に対し、今後は既存サービスの強化、社会課題の解決に資する新たな事業メニューの開発・実装を通じて事業成長を目指していくとしている。
なお、同組織の設置期間は2028年3月31日までを予定している。