山九は10月7日、山口県山陽小野田市に「山九山陽小野田ロジスティクスセンター」を新たに開設した。THKと長期の契約を結ぶ専用倉庫となり、倉庫管理や搬入出作業、梱包作業などはすべて山九が請け負う予定。
このセンターは、THK山口工場の門前倉庫として、これまで周辺に分散していた倉庫機能を集約するもの。北九州で行っている梱包作業も2026年初旬を目途に移管し、THKのビジネス領域拡大に向け、西日本地区における物流機能の最適化を目指す。
立地としては、THK山口工場から10km圏内に位置する。サプライヤーの工場にも近接し、輸出港となる門司港までは50km圏内と、内陸地ながらアクセスが良い。
施設は鉄骨平屋建て、延床面積は約8163m2で、低床バースと8基のドックレベラーを備える高床バースを設けた。
今後の事業拡大に柔軟に対応できるよう拡張性も備えており、将来的には新たなテクノロジーを取り入れたモデルセンターとしてのさらなる活用も見据えているという。
■施設概要
名称:山九山陽小野田ロジスティクスセンター
所在地:山口県山陽小野田市高畑77-105
開設日:2025年10月7日
敷地面積:約1万7687m2
延床面積:約8163m2(倉庫7837m2、事務所326m2)
用途:THK専用倉庫
設備:鉄骨平屋建て、低床バース、高床バース(ドックレベラー8 基)、太陽光発電設備(ZEB認証申請中)
設計・施工:大和ハウス工業
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