クラシエと、ミヨシ油脂、関連会社であるセキセイT&Cと3社共同で、トイレタリー・コスメティックス事業の主力商品であるシャンプーやボディソープといった、洗浄製剤の生産拠点となる新工場を建設すると発表した。
新工場は2027年春に稼働開始の予定だ。
クラシエのトイレタリー・コスメティックス事業の生産拠点は、愛知県にある津島工場と、ミヨシ油脂との合弁会社であるセキセイT&Cの名古屋工場内にある。セキセイT&Cの工場の老朽化対応と生産能力の増強を目的に、ミヨシ油脂とセキセイT&Cの3社共同で、ミヨシ油脂の名古屋工場内に新工場を建設する運びとなったもの。
新工場の建設により、津島工場とあわせた生産能力を現状の約1.4倍に引き上げ、中長期的に安定した供給体制の確立を目指す。
■新工場概要
所在地:愛知県岩倉市野寄町西出1-1(ミヨシ油脂名古屋工場敷地内)
延床面積:9599.64m2
生産品目:シャンプー、コンディショナー、ボディソープなど(「ナイーブ ボディソープ」や「マー&ミー」など)
生産能力:3万3000t、現状の生産量比約1.4倍
ミヨシ油脂/事務所、物流倉庫、工場を野村不動産に譲渡、譲渡益123億円