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商船三井/ベトナムでの賃貸工場開発にアジア大手デベロッパーと共同参画

2025年09月18日/国際

商船三井の準本社であるMOL (Asia Oceania) Pte. Ltdは9月18日、アジア屈指の大手総合不動産デベロッパーの中核企業CapitaLand Investment Limitedと、ベトナム北部・クアンニン省の複数事業者向け賃貸工場開発に参画したと発表した。

<完成予想図>
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<起工式の様子>
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開発物件は、Amata Song Khoai (アマタシティ・ハロン)工業団地内に位置しており、ハイフォン港や近隣市街地へのアクセスにも優れている。敷地面積は6.4万m2、延床面積は4.1万m2。竣工は2026年初頭~2027年1月の予定。

9月16日には、関係パートナー企業や自治体関係者の立ち合いのもと、現地で起工式を行った。

商船三井グループは、経営計画「BLUE ACTION 2035」において、安定収益型事業をより高め、海運不況時でも黒字を確保する事業ポートフォリオ変革を進めている。同事業は、「ロジ・インフラ」事業の成長等を柱とするロジスティクス事業拡充の取り組みの1つとして位置付けている。

■物件概要
所在地:ベトナム北部クアンニン省 Amata Song Khoai(アマタシティ・ハロン) 工業団地内
(Street No. 6, Song Khoai Industrial Park, Hiep Hoa Ward, Quang Ninh, Vietnam)
構造:賃貸用工場 3ブロック 合計8区画
規模:敷地面積:約6.4万m2/貸床面積:約4.1万m2
総開発費:約31.2百万シンガポールドル(約36億円)
竣工時期:フェーズ1 (ブロック3) : 2026年初頭
     フェーズ2(ブロック1&2): 2027年1月

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