大和ハウス工業は10月3日、福島県二本松市にマルチテナント型物流施設「DPL福島二本松」を9月30日に竣工したと発表した。
＜「DPL福島二本松」外観＞
「DPL福島二本松」は、同社としては福島県で5棟目となる物件。地上3階建てで延べ床面積は1万3096.05m2となる。シーリングファンを設置し、庫内の空気を循環させるとともに、夏場の暑さを低減させるなど、従業員の働きやすい環境を整備している点が特徴だ。
＜シーリングファン＞
また、設備面ではトラックバースにドックレベラーとテーブルリフターを設置し、高さ調整機能により荷物の搬出入を効率的に行える環境を整えている。
＜ドックレベラー＞
＜テーブルリフター＞
交通面では、東北自動車道「二本松IC」まで約4km、国道4号線沿いに位置しているなど、幹線道路からもアクセスが容易なことから、福島県内はもとより、関東エリアへの配送拠点としても適した立地だ。
なお、マルチテナント型物流施設ではあるが、新開トランスポートシステムズの1棟専用施設として、2025年10月7日より稼働する予定となっている。
■建物概要
名称：「DPL福島二本松」
所在地：福島県二本松市長命91番8
交通：東北自動車道「二本松IC」まで約4km
敷地面積：1万2017.64m2 （3635.33 坪）
建築面積：4465.75m2 （1351.19 坪）
延床面積：1万3096.05m2 （3961.55 坪）
賃貸面積：1万3041.00m2 （3944.90坪）
構造・規模：鉄骨造3階建て
建物用途：倉庫・事務所
事業主：大和ハウス工業
設計：大和ハウス工業
施工：共立建設
着工日：2024年4月15日
竣工日：2025年9月30日
入居日：2025年10月1日
大和ハウス工業／開発物件の総延床面積1431万m2、次世代型物流施設開発に意欲
