ANAホールディングスが7月30日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、貨物収入は国際線が660億円(前年同期比159.5%増)、国内線が59億円(64.3%増)となった。
国際線貨物では、旺盛な需要を背景に旅客機を使用した貨物専用便を積極的に設定した。加えて、4月から「成田=ロサンゼルス線」に大型貨物専用機「ボーイング777F」型機での臨時便を投入するなど、貨物専用機を最大限活用。
これらの取り組みによって、日本・アジア発の自動車部品や半導体・電子機器、北米発のアメリカンチェリー等の季節商材を積極的に取り込んだ結果、輸送重量は前年同期を大きく上回り、収入は四半期ベースで過去最高となった。