GROUNDは8月2日、物流施設統合管理・最適化システム「GWES(GROUND Warehouse Execution System)」の提供を開始した。
「GWES」は、今後国内で需要が高まることが予想されるWES(倉庫実行システム)として、ミドルウェアとなる共通データ基盤、AIを適用した各種機能モジュール群で構成されている汎用性・拡張性の高いパッケージシステム。
物流施設で導入されているさまざまなハードウェア(マテハン・ロボット)やソフトウェア(WMS(倉庫管理システム)、WCS(倉庫制御システム))とメーカーを問わずにシームレスに連携し、デジタル化の推進によって物流施設全体の最適化や可視化を実現する。
同システムは、トラスコ中山が2024年に本格稼働させる同社最大の物流施設「プラネット愛知」に導入されることが既に決定している。
また、自社販売に加え、日本ユニシスとのパートナーシップ契約に基づく間接販売も開始し、両社で導入支援・保守サポートを提供していく。今後、GROUNDは「GWES」のパートナーシップを広く募り、代理店を通した拡販を加速させるとともに、「GWES」を構成するモジュールの追加開発を推進していくとしている。