キリングループロジスティクスは9月3日、キリンビバレッジの商品の北海道エリアでの保管能力及び出荷能力を高めるとともに、トラックドライバー不足などの社会課題解決を目的に、北海道北広島市に新たな物流拠点「輪厚物流センター」を開設し、9月22 日から出荷を開始すると発表した。
これまで北海道エリアへのキリンビバレッジ商品の配送は、主に「札幌物流センター」及び「東雁来物流センター」「千歳総合センター」から行ってきたが、これらの物流拠点を集約し、新たに「輪厚物流センター」を開設することで、保管能力および配送能力を強化し、将来にわたり安定的な商品供給を実現するもの。
また、効率的な物流体制を構築することで、輸配送距離の短縮によるCO2排出量の削減が見込めるとともに、遅配などのリスクの低減、ドライバーの拘束時間短縮等、ホワイト物流を推進する。
さらに、「輪厚物流センター」内では、AGF(無人搬送フォークリフト)など構内作業の効率化・省人化を図る新たな設備も積極的に導入し、将来的にも安定したセンターの運営を目指すとしている。
■施設概要
項目:内容
名称:キリンビバレッジ輪厚物流センター
住所:北海道北広島市輪厚工業団地 2 丁目 3-2 (北広島市輪厚工業団地内)
使用倉庫:日本通運管理
倉庫概要:地上2F建て、倉庫床面積 約6245坪(保管面積 4962 坪)