大和ハウスグループの大和リースは12月22日、大型システム建築商品「ダイワスペース」に、スパン(柱間隔)が最大33mとなる新ラインアップ「ダイワスペースWS(ダブルエス)」を開発し、2022年1月4日から販売を開始すると発表した。
「ダイワスペースWS(WSはワイド スパンの頭文字)」は中柱のない大空間を実現可能で、広いスペースが必要な物流倉庫や工場のほか、体育館や室内練習場とった用途にも対応する。
システム建築を活用した受注生産型の商品のため、自由設計のオーダーメイドが可能で、在来工法と比べて納期の短縮やローコスト化を実現できるほか、柱のスリム化によって最大限の有効面積を確保することができる。
大和リースは「ダイワスペースWS」について、EC市場の拡大に伴う物流倉庫・工場の建設や、災害時の避難所として活用される体育館の建替え等での需要を見込んでおり、2022年度に100億円の販売目標を設定している。
■商品概要
商品名:ダイワスペースWS(ダブルエス)
販売開始日:2022年1月4日
販売地域:全国
販売目標:2022年度100億円
構造:鉄骨ブレース構造
<標準プラン>
サイズ:梁間33.32m×桁行42.32m
建築面積:1434.38m2
延床面積:1410.10m2
最高高さ:9970mm
軒高:9150mm
梁下:7100mm
基礎:鉄筋コンクリート造(布基礎)
屋根:カラーガルバリウム鋼板(折板、両流れ)
外壁:カラーガルバリウム鋼板(角波サイディング)
床:土間コンクリート
外部建具:アルミ製引き違い窓、軽量電動シャッター
庇:カラーガルバリウム鋼板(折板)